Kindleと紙本、両方使ってみて分かった“使い分けのコツ”

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― 知識は紙で、物語は電子で ―


しろ
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Kindleも紙の本も、どっちも良いけど使い分けが難しい…。
そんな悩みに対して、私が実際に試してみてわかった“ちょうどいい使い分け方”を紹介します。

どっちで読むか、いつも迷っていた

本を読むのが好きな私は、Kindleも紙の本もどちらも使っています。
ただ、いつも迷っていました。

「やっぱり紙の方が頭に入るのかな?」
「でもKindleの手軽さは捨てがたい…」

どちらも良いところがあるのに、使い分けの基準が分からない。
その迷いがずっと続いていたんです。


目的を考えずに使っていたのが原因だった

あるときふと気づきました。
私が迷っていたのは、「読書の目的」を決めずに使っていたからでした。

Kindleも紙の本も「読む」という行為は同じですが、実は得意分野がまったく違うんです。

  • Kindleは「手軽さ・持ち運び」に優れ、物語を流れるように読むのに向いている。
  • 紙の本は「一覧性・記憶の定着」に優れ、知識を整理したり、調べたりするのに向いている。

これに気づくまでは、“なんとなく”で選んでいたので、どちらの良さも活かせていませんでした。


資格試験で感じた電子書籍の弱点

少し前、資格試験の勉強をしていたときに、参考書を電子書籍で購入したことがありました。
最初は「スマホで読めるし、職場の休憩中にも勉強できるから便利だな」と思っていたんです。

ところが実際に使ってみると、直接書き込みができない不便さに気づきました。
覚えたい箇所に線を引けず、ちょっとしたメモも書けない。

さらに、「あの解説もう一度読みたいな」と思っても、
ページを行き来するのがスムーズじゃなく、すぐに目的の場所に戻れないもどかしさがありました。

そのとき改めて、学び系の本は紙の方が圧倒的に使いやすいと感じたんです。


一方で紙の本にもデメリットはある

もちろん、紙の本にも不便な点があります。

  • お風呂での読書には向かない。
  • 寝る前の暗い照明だと読むことが出来ない。
  • 増えすぎると保管場所に困る。

特に、寝る前ベッドでの読書が習慣の私にとっては、暗い照明の下では読むことができません。
「Kindleのバックライトって、本当にありがたいな」と実感する瞬間です。


ジャンルで使い分けてみた

そこで私は、読む内容によって使い分けることにしました。

📘 紙の本:知識・辞典・実用書など

紙の本は、ページをパラパラとめくったり、付箋を貼ったりできる。
辞典のように索引を調べる作業も直感的で、頭に残りやすいです。

書き込みやメモを残すと、自分の思考の跡が可視化されて、あとから見返すときにも役立ちます。
まさに「手で考える読書」といった感覚です。

📱 Kindle:小説・エッセイなどの物語系

一方で、Kindleは軽くてどこでも読めるのが魅力。
通勤時間やカフェの待ち時間、寝る前のベッドの中でも気軽に開けます。

ページをめくる動作が滑らかで、物語にすっと入り込める。
エッセイや小説のような“流れを味わう本”にはぴったりだと感じました。


実際にやってみて感じたこと

このスタイルを続けてみて、一番大きかったのは「読む目的がはっきりした」ことです。

以前は「どっちで読もうか」と悩んでいましたが、
今は本のジャンルによって自然に選べるようになりました。

  • 学び系の本や参考書は紙の本で読むことで、
     → 重要な部分に線を引いたり、メモを書き込んだりできる。
     → ページを戻って確認するのもスムーズで、理解が深まる。
  • 小説やエッセイなどの物語系はKindleで読むことで、
     → 場所を選ばず、気軽にストーリーの世界に浸れる。
     → 寝る前や外出先でも読書が続けやすい。

どちらも“使い分け”が正解

Kindleも紙の本も、どちらが上ということはありません。
それぞれに役割があり、使い分けこそが正解だと感じます。

  • 調べながら学ぶ本 → 紙の本
  • 物語を楽しむ本 → 電子書籍(Kindle)

このシンプルなルールを決めておくだけで、読書が驚くほど快適になります。
どちらかを我慢して使うより、両方をうまく活かす。
それが、長く読書を楽しむコツだと思います。


おわりに:自分だけの読書ルールを作ろう

読書は習慣だからこそ、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。

次に本を選ぶとき、「この本はどんな目的で読みたいか?」を少しだけ考えてみてください。
その答えが、自然と「Kindleか紙か」を教えてくれるはずです。

あなたの読書が、もっと心地よく、もっと自由になりますように。


📚 まとめ

読み方向いている本特徴
📘 紙の本辞典・実用書・学び系書き込み・メモがしやすい、記憶に残る
📱 Kindle小説・エッセイ・物語系軽くて手軽、どこでも読める

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