大人になってから再び挑む『FF9』――25年経っても、心は確かに動いた

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しろ
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今回は、2000年にプレイステーションで発売されたFF9リマスター版を25年越しにクリアしたお話です。

ネタバレ無しなので最後まで読んでいってね。

発売当時、FF9をプレステで遊んでいた。
でも、友達にDISC4を借りられずにリタイア。
それから何年か経って、クリアしていないことを思い出し、20代の頃にもう一度やってみたけど、戦闘のもっさり感に耐えられなくて、また途中でリタイア。

そんなFF9が、ふとSwitchのリマスター版で目に入った。
「懐かしいなぁ」と思わず購入してしまって、気づけばコントローラーを握ってました。

今回は“25年越しのクリアを目指して”と意気込んでプレイ。
進めるうちに、当時の思い出や気づきがどんどんよみがえってきた。


戦闘テンポとバフのかけにくさに違和感

久しぶりにプレイしてまず思ったのが、
「テンポ、こんなにもっさりだったっけ?」ということ。

暗転から戦闘開始までと、コマンド確定から行動までの待ち時間が長く感じる。
「あれ? さっき選んだコマンド、まだ?」みたいな場面が多かった。

このゲームの前にドラクエ3をやっていた影響もあるのか、
バフ(シェルやプロテス)を一人ずつかけるのが地味に手間。
さらに戦闘中のカメラアングルの関係で、敵が大きいと与ダメージの数値が見えづらい。

かけられたデバフも一目で把握しづらく、解除手段(例:ウイルスなど)が分かりにくい場面もあって、そのたびに少しストレスを感じた。

20代でやったときも気になったけれど、
今あらためて遊ぶと戦闘に入るまでのテンポの悪さがより目につく。
当時のハード的な制約もあったんだろうなと思いつつ、
今はどうしても“快適さ”を求めてしまう。


FF9のアビリティ習得と魔法について

今作は、武器・防具・アクセサリからアビリティ(特技・魔法)を使用しながら習得していく仕組み。
そのため、強い装備が手に入っても、習得が終わるまで弱い装備を使い続ける必要があるのは少し不満。
ただ、いったん覚えてしまえば以後ずっと使えるのは大きなメリット。

特に「オートリジェネ」は強力で、ほぼ回復いらず。
パーティ全員につけて「オートポーション」を併用すれば、
被弾→ポーション動作で時間を稼いでいる間にリジェネでさらに回復…という親切設計。

一方で、魔法の命中はややシビア。
対策されている魔法(ストップやデス等)が外れるのは分かるけど、
ライブラ(敵情報を調べる)の失敗もわりと多い印象。

「いや、そこは成功してくれ! こっちも命かかってんだから!」
と思わずツッコミたくなる瞬間があった。


公式ブーストの助け

そんな“もっさり感”や魔法ミスにモヤッとしつつも、
今回購入の決め手の一つが公式ブースト機能だった。

リマスター版には、忙しい人でもサクサク進められる“公式チート”が用意されている。
ブーストは7種類(アビリティマスター/レベル&魔法石MAX/ギルMAX/ATBゲージMAX/高速化/攻撃力9999固定/エンカウントなし)で、自由にオンオフ可能。
※最初の3つは一度使うと戻せないので注意。

私は、雑魚戦は「9999固定+高速モード+オートバトル」でサクサク、
ボス戦はブーストをすべてオフにしてじっくり、という遊び方にした。
お金の不安を消したかったのでギルMAXも使用。

本当は雑魚戦も手動でやりたかったけど、
敵の行動が速すぎてコマンド入力中にボコボコにされがち。
かといって高速モードを切るともっさり戦闘……結局、オートバトルに落ち着いた。

でも、昔の「ゲームに合わせて遊ぶ」から、
今は「自分の生活に合わせて遊ぶ」へ。
この感覚の変化は、すごく新鮮だった。


クリアして感じたこと

エンディングまでプレイして感じたのは、
ブーストを使わなければ戦闘のテンポは昔のままだけど、「物語の力は今も圧倒的」ということ。

“自分とは何なのか”というテーマが物語の芯にあり、
年を重ねた今だからこそ、その意味を深く受け取れた気がする。

そしてラストで流れる「Melodies of Life」。
あの歌が流れた瞬間、懐かしさと達成感が一気に込み上がった。
派手さはないけど、静かで優しい締めくくり。
やっぱりFF9は特別な作品だった。


大人になった今だからこそ

もし昔プレイして途中でやめてしまった人がいたら、
今こそ、もう一度やってみてほしい。

テンポの遅さはブーストでサッと補えるし、その匙加減も自分で選べる。
(ただし高速モードは本当に速いので操作は慎重に!)

当時の自分には見えなかったものが、
今の自分ならきっと見えるはず。

ジタンたちの“自分探し”の物語が、
気づけば自分のことを重ねて見ている――
そんな感覚になると思う。

懐かしさだけじゃなく、
時間を経たからこそ感じられる温かさがある。
FF9って、やっぱりそういう作品なんだと思う。


おまけ:今回のプレイ設定メモ

・回復はオートリジェネ+オートポーション
・ライブラはミスりやすいので、弱点は属性を順番に試す(炎→氷→雷→毒)
・ボス戦だけブーストOFFで楽しむ
・雑魚戦はオートバトル+高速化で時短

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